【小学生】お小遣い制導入でお金について学びは得られるか
お金に関して無頓着な長男
我が家の長男 小学二年生。
はじめての子ども、そして祖父母(両家にとって初孫)など周りの環境に恵まれていたこともあり、欲しがるものはよっぽど不要なもの以外買い与えられてきました。
その結果?お金に対して無頓着、執着もなし。
このままではいけないと、お小遣い制をスタートすることにしました。
ガチャガチャや玩具付きのお菓子、小さな雑貨などお買い物に行ったら『何か買って~』と言うようなものはお小遣いから購入してもらうことにしました。
お小遣い制を初めて7か月ほど経ちます。
現在の長男の動向は…
①今まで気にしていなかったものの値段を気にするようになった。
『このお菓子って高かったんやな。今までお母さんの買い物かごにポンと入れていたから全然知らんかったわ。』
自分の持っているお金とモノの値段を比べることでどれを買うか吟味するようになりました。
②ほしいものを設定し、貯めている。
『お遣い貯めてレゴを買う!』
『弟にプラレールの線路を買ってあげたい。』
と散財せずに貯める傾向にあります。
③お店の人とのやりとりができている。
近くのお店なら一人で買い物に行くこともあり、『袋あります』『シールでお願いします』『~はどこにありますか?』などお店の方としっかりやりとりができているようです。
『お金は使ってなくなっちゃった~と考えるんじゃなくて、欲しいものとお金を交換したってことだから損じゃないんだよ!』と私に教えてくれるようにもなりました。
お金の扱い方、これからも親子で学んでいきたいと思います!
お小遣い制導入で母が望むこと
選択力
後悔のない選択を!
あっちの方が良かったとか、買わなかったらよかったなど愚痴を言いたくなるのはものすごーく分かります。でもそれを聞くと周りもそして自分も嫌な気持ちになります。
失敗から学べた。『これは次からは買わない!』と反省して次に役立てる、それでいいと思います(^^)
もう一つ後悔しない選択をするために、自分の中に軸を作って選択肢を絞ることも大事だと思います。
お金の大切さ
お小遣いの出所はどこなのか。お父さんが頑張って働いて得てくれたお給料。おじいちゃんおばあちゃんが一生懸命働いている姿を想像してみる。お金は簡単に湧いて出るものではないってこと。
そのようなことが分かっていれば、大切なお金で買ったものは大事にできると思います。
プレゼン力
『みんな持ってるから欲しい』
これでは親の了解は得にくいです。
“これが”欲しいというものが出てきたら、欲しい理由、これがあればどんな良いことがあるのか、ワクワクしている気持ちが伝われば親の心も動きます。
これがないとお友達からはみられる、ぼくも持ってると嘘をついてしまう、こんなマイナスの理由でもいいと思います。
自分の思いをまとめる力、そして伝える力を育てて欲しいです。
自分にとって人生を豊かにするお金の使い方を、親子で模索していこう。
今日も元気で楽しく、穏やかな一日を。
2020.7.31 ツナサンド